強みを活かすことで「自分さしさ」を成長させる方法

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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

自分の苦手なものを克服しようと誰しも努力しようと思います。
人はどちらかというと自分の長所より短所の方を意識しがちですから、行動の結果が思わしくないと自分の短所と結びつけて考える傾向があるのでしょう。

そうすると自分をステップアップさせるために何から手をつけていこうと思うと、どうしても今までの経験上で苦手意識のあるものを克服しようという結論に至るのではないでしょうか?
しかし、「本来の自分らしさ」は自分の長所であり強みの部分で表現され、強みを活かすことによって自分の能力を最大限に発揮できるはずですから、自分の所属している組織にも大きく貢献できることになります。

今まで自分の弱みばかりを意識して改善しようと努力しても思うような結果が得られなかった人には、うってつけの本書です。



親から「おまえは、算数が弱いから塾にいって勉強しなさい」とか、

会社の上司から「君は接客が弱いようだから○○セミナーに参加しなさい」とか、

自分だけでなく周りの人から指摘されて、

「苦手なものを克服することは自分に役立つんだ」

とそういう思い込みに左右されることも多いのではないでしょうか?

私も今まで苦手なものを克服しようと色んなセミナーに参加したり、書籍やオーディオブックをたくさん買い込んだりしました。

それで思っていたような結果に繋がったかというと・・・・・

もちろん苦手を克服しようと努力することは悪いことではありませんし、役立つこともたくさんあったことも事実です。

著者の主張も「弱みの部分に目をつぶれ」ということではなく、強みを活かす事の方が成果が生み出しやすく人は大きく成長できるという主旨のものです。

強みを活かすには、まずその強み=才能を自ら発見し、自分の才能が何であるか認識することから始めます。

ここで、才能というと「歌が上手い」とか「絵が上手」、「話が上手い」とかを思い浮かべますが、本書で才能とは以下のように定義されています。

他にも比較として「知識」と「技術」についても下記の様に定義されています。

・才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動パターンである。才能となるさまざまな資質。
・知識とは、学習と経験によって知り得た真理と教訓である。
・技術とは、行動のための手段である。

本書でいうところの才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動パターンのことですので中々自分で認識できないわけです。

そこで登場するのが、「ストレングス・ファインダー」というツールです。

この「ストレングス・ファインダー」は、WEB上で利用できるツールで30分ほど時間をかけて質問に回答するだけで、34の強みの中から5つの特性を選び出してくれるのです。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
目次
著者:マーカス バッキンガム

第I部 強みを解剖する
第1章 強固な人生を築く
第2章 強みを築く
第II部 強みの源泉を探る
第3章 強みを見つける
第4章 34の強み
第III部 強みをビジネスに活かす
第5章 疑問を解く
第6章 強みを活用する
第7章 強みを土台にした企業を築く

ただし「ストレングス・ファインダー」は、書籍についてくる個別のIDを入力しなければ利用できず、回答が間違ってしまった場合等の再利用ができません。

(中古で本書を買ってしまうとストレングス・ファインダーが利用できないかもしれませんので、ご注意を!)

私も利用してみましたが、回答は該当する項目をチェックして次のページの質問に移っていくだけなのですが、一つの質問につき回答時間が決まってるので結構あせってしまっていくつか間違って回答してしまいました。

こういった私の例もありますので「ストレングス・ファインダー」で出力された5つの特性が確かなものかどうかは多少疑問が残ります。

しかしながら、自分の才能や資質を発見するための参考になると思いますので、本書を買われた方はぜひ利用してみてください。

また、本書では「ストレングス・ファインダー」で発見した5つの特性をどのように活用していくのかという部分については詳しい解説がありません。

個人的にはいくつか不満が残るところはありますが、「自分の強みを知る→それを活かす行動をする」という本書のテーマはすばらしいと思います。